塗装技術 /Coating

静電粉体塗装 /Electrostatic Powder Coating

静電粉体塗装とは、エポキシ系の粉体塗料を帯電させその静電気の力で塗装したい製品の表面に付着させる塗装方法です。
粉体の塗料を静電気によりマンホール蓋枠の表面に付着させ、加熱し焼付硬化させます。
塗料に溶剤等の揮発成分が含まれないためピンホールなどが発生しにくく、高い防錆効果を誇ります。
ガードレールなどで広く採用されている方式です。長島鋳物では全ての製品が標準で静電紛体塗装をされています。

Electrostatic powder coating is a coating method in which epoxy powder is charged and adhered to the surface of the product to be painted.



重防食マンホール蓋 /Nagashima Anti Corrosion System (NACS)

亜鉛(Zn)を溶かしながらマンホール蓋枠へ吹き付け母材の鋳鉄と一体化させる金属溶射技術と静電粉体塗装を組み合わせた製品です。
亜鉛は母材の鋳鉄よりも錆びやすく、また亜鉛は穏やかに錆びます。厚い亜鉛皮膜が身代わりに腐食することで(犠牲防食効果*)、母材の腐食を大きく遅らせることができます。
当社の重防食マンホール蓋では金属溶射後、さらに粉体塗装を施すことで塩害発生地や温泉地に使用可能な耐腐食性能を有しています。
*犠牲防食:鉄に亜鉛(Zn)溶射皮膜を形成すると、Zn溶射皮膜は鉄より電位が低いため鉄がイオン化する前にイオン化し、鉄のイオン化を防止します。また亜鉛が放出した電子が介存し、水と酸素が反応して水酸化イオンができます。さらにZnイオンと水酸化イオンが反応して水酸化亜鉛ができ、これらの現象を繰り返しながら鉄母材を錆から守ります。

Nagashima Corrosion Protection System (NACS) is a product in which dissolved zinc is sprayed onto the product. Suitable for salt-affected areas and hot springs.
Sacrificial protection: A corrosion protection method in which a more electrochemically active metal is electrically attached to a less active metal. The highly active metal donates electrons to replace those which may have been lost during oxidation of the protected metal. This reverts the protected metal back to its original form, and thereby prevents it from corroding.

金属溶射



ハイブリッドコート /Hybrid Coat

母材の鋳鉄の表面に電気亜鉛メッキを行い、その上に静電粉体塗装をした製品です。
次世代軽開放型のコントロールテーパー鉄蓋 NCT(下水道用)では、蝶番ピンとロック部品に標準で採用しています。

Hybrid Coat is a product that is extremely resistant to friction and rust by electrogalvanizing the surface of cast iron and applying electrostatic powder coating. (Adopted as the standard in hinge pin and locking part of Control Taper Manhole Cover NCT for sewerage)
ハイブリッドコート