推奨技術

パラボラ工法


パラボラ工法図解パラボラ工法
パラボラ工法は鉄蓋交換工事の迅速化と耐久性を目標に開発され、「NETIS」に登録されたマンホール鉄蓋維持修繕工法です。
特徴はパラボラ(放射)状カッターによる、舗装の円形かつ曲面切断にあります。
円形に切断する方法は各種ありますが、切断面が曲面になることで路盤が車両荷重を受け支えます。
他の垂直切断のように、既設路面と改修路面の接合面が剥離し改修面が沈下するようなことはありません。
また、超速硬高流動性無収縮モルタルの使用により、舗装切断から道路復旧まで3時間以内で交換工事が完了します。
マンホール鉄蓋の維持管理時代にマッチした鉄蓋維持修繕工法です。

ココボルト


ココボルトの施行ココボルト
ココボルトはマンホール鉄蓋の交換をパラボラ工法などの円形切断で行う時のアンカーボルト位置表示金具です。
受枠がマンホール本体にボルト緊結されている場合、舗装をブレーカー等で破砕し受枠を露出させアンカーボルトを切断し、受枠を掘り出さないと撤去ができません。
鉄蓋施工時にココボルトを事前にセットしておけば、マンホール内径側から見えないボルト位置が特定できますので、ピンポイントでアンカーボルトが切断でき、ブレーカーで舗装材を破砕することなく舗装材ごと受枠を引き抜くことができます。

ハンマレストップアンカー


ハンマレストップアンカーの強度ハンマレストップアンカーの施行
ハンマレストップアンカーはマンホール鉄蓋交換時の後施工アンカーです。
20年以上前のマンホールに設置されたアンカーナットは腐食等で再使用できないことが多く、別の位置に後から施工アンカーを施工する必要があります。
しかし、市販の金属拡張アンカーでは引き抜き強度が低く、下水道協会規格のアンカーボルト3本の保証強度106kNを確保できません。
そこで、ハンマレストップアンカーは鉄蓋交換作業が行える一次強度を金属拡張効果で確保し、アンカー引き抜き強度は樹脂アンカーの接着強度で確保します。
また、アンカー施工は専用油圧押し込み工具を使用するので、後施工アンカーの熟練工でなくても確実な施工が可能です。

ハットリング工法


ハットリング工法とは、地震に伴う液状化によりマンホールが浮き上がる現象を抑制する工法です。
マンホール本体に固定バンドを取り付け、その上にハットリングと呼ばれるコンクリート製のリングを埋め込みます。
表層に近い箇所の施工になるため大規模な掘削が不要で、対策コストが低減可能です。
マンホールに直接荷重をかける方式と違い浮上した際にのみ荷重がかかるため、通常時の沈み込みがほとんど起きない画期的な工法です。

鉄蓋診断士


鉄蓋診断
下水道施設は重要なインフラとして広く浸透し、維持管理に重点が置かれる時代となっています。
下水道施設も橋や道路・トンネルなどと同様、適切な維持管理を怠れば重大な事故が発生し、多くの補修費用が発生しかねません。
鉄蓋を短時間で交換工事を行うために設立された全国パラボラ工法協会があります。会員は施工業者やコンサルタントなど専門家で「鉄蓋診断士」の資格を保有する会員が多数所属しています。
「鉄蓋診断」には、専門の知識を習得した「鉄蓋診断士」が受け皿となり、日本下水道協会のマニュアルに沿った全国レベルでの統一した診断基準で判定を行っております。


チェックマンシステム


データ記入 データベース化
チェックマンシステムは、鉄蓋調査における各種入出力業務の負担を大幅に軽減するソリューションです。

鉄蓋調査報告書の正確さ

鉄蓋調査終了後、報告書作成には膨大な労力が必要です。
従来の方法では、大量の情報をキーボード入力すればミスが発生する可能性が高くなります。また、入力結果の点検も困難でした。
チェックマンシステムは、調査結果の情報をマークシートとGPS付きのデジタルカメラまたはGPSロガーで入力しますので、作業の簡素化とミスの防止が図られます。
その結果、信頼性の高い報告書が短時間で作成できます。

優れた検索性と柔軟性

チェックマンシステムで調査したデータはデータベースに格納され、調査結果数が膨大でも簡単に検索・集計が可能です。
維持管理を効率的・効果的に行うためには管理の優先順位の決定をする必要があります。
チェックマンシステムは優先順位を自由に設定できますので、効率的・効果的な維持管理計画が立案できます。

ICTの利活用によるBCP策定が容易

チェックマンシステムは、インターネット技術を応用して構築されています。
クラウド技術やオンラインでの遠隔地バックアップにも対応可能で、災害時のBCP策定が容易に可能です。

データの継続性

鉄蓋を維持管理した場合、データ更新を怠るとデータの信頼性が無くなり、その後の適切な維持管理ができなくなります。
チェックマンシステムでは容易に再調査ができ、最新の情報を維持することが可能です。
情報には鉄蓋の写真や位置データ(GPS情報)が保存されていますので、実際の工事を進める前に、写真を点検することで工期や必要資材があらかじめ分かり、予算の積算精度が向上し費用の無駄を省けます。

「鉄蓋診断士」による調査結果と「チェックマンシステム」を統合してご使用していただくことで、鉄蓋の効率的な診断・維持管理が可能となります。